気学をご理解頂く為に、今回は十干(じっかん)について簡単に説明します。
十干とは甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸である。これらに五行(木、火、土、金、水)を配し、陽をあらわす兄(え)、陰をあらわす弟(と)がある。
天の地・「自然界の静」と言う精神であり、変化しない純粋なるもの。
因縁を表す(精神・先祖・資質・惜福・過去・功徳)
甲(こう・きのえ)と読み五気では木性の兄で方位は東方位です。陰陽では陽で事象や意味は発芽・発展の時期です。
乙(おつ・きのと)と読み五気では木性の弟で方位は東方位です。陰陽では陰で事象や意味は若芽が種子から伸びる。新しい動向の時期です。
丙(へい・ひのえ)と読み五気では火性の兄で方位は南方位です。陰陽では陽で事象や意味は自然界の万物が盛んな時です。
丁(てい・ひのと)と読み五気では火性の弟で方位は南方位です。陰陽では陰で事象や意味は万物の育成・陽気の主流が持続する時。
戊(ぼ・つちのえ)と読み五気では土性の兄で方位は中宮位です。陰陽では陽で事象や意味は植物の成長が絶頂期にある時です。
己(き・つちのと)と読み五気では土性の弟で方位は中宮位です。陰陽では陰で事象や意味は植物が十分成長し形が整然としている時期です。
庚(こう・かのえ)と読み五気では金性の兄で方位は西方位です。陰陽では陽で事象や意味は改める時期です。
辛(しん・かのと)と読み五気では金性の弟で方位は西方位です。陰陽では陰で事象や意味は万物が枯れていく時です。
壬(じん・みずのえ)と読み五気では水性の兄で方位は北方位です。陰陽では陽で事象や意味は寒い大変な時です。
葵(き・みずのと)と読み五気では水性の弟で方位は北方位です。陰陽では陰で事象や意味は種子が甲に向かって生命体が伸びる時です。
2018年03月11日
十干(じっかん)とは
posted by ひろろ at 08:55| 占い・気学
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