1年も早いものでもうすぐ12月です。この1年間の間に受けた神社仏閣の御守護礼を「お礼参り」しながら巡る12月の祐気とりも良いものです。
12月の日差しは早く暮れ、早朝一番に家を出る時も日の上がる前の時で、日の暮れも早く「冬至」の頃の山間は春の頃の若芽時と違って、これから向かう本格的な冬を迎えて、樹木の姿が引き締まって見えております。
春から夏にかけて茂っていた樹木の葉も落ちて初冬の日差しはか弱く差しております。神社や仏閣に至る山道が夏は葉が茂り隠れて見えなかった遠くの景色を見せてくれます。山々の景色が冬の落葉している季節は大きく広く感じます。
お天気も「小春日和」と言う晴れた日の続く毎日で「お礼参り」の身として清々しい気分を一段と増してくれます。人影のまばらな山道を歩きながら今年1年の無事に過ごせて来た感謝を込めてお参りさせて頂いております。
今年もいろいろな出来事がありました。少しでも「役立つ気学」としての努力もして来ましたが改めて感じる事は、人生に於いては「出会いとめぐり合わせ」によって変わって行くという事であります。
一つの出会いは相手から祐気と言う活力エネルギーを頂くか、剋気と言うマイナスエネルギを頂くかで大きく変わります。
こうした神社仏閣へ参拝させて頂くのも、この活力を得る為であり人との出会いによって消耗する活力を補充する為に来ているとも言えます。
祐気とりと言うものは活力を得る実践学でもあります。心をいつも「最善」の方向に引き上げる目的・使命を持って今後も続けて行きたいです。