家の購入は人生の最大の買い物と言われた時代には、毎月、倹約をして汗水かいて働き、家を購入する事が一生の仕事であり夢の実現でした。
しかし今では、土地は一部の都心を除き、値はさがっています。そして少子化と老朽化と核家族で空部屋が1,000万室ある状況です。廃墟は安全を脅かし手つかずの時代でもあります。
戦後の高度成長に乗って建てられた家やビルは耐久年数が過ぎ、廃墟になったりし非常に危険な状態にあります。
年々、危険度が増しているのが自然災害です。災害にあって家をまた新しく建ててもまた災害がやって来る。こんな繰り返しがこれからは更に増える気がします。それでも地元を愛し、先祖の土地を守らなければいけないのでしょうか。
核家族や都会へ出て行った子供たちの時代で、今、大きな変化が起きているのが「墓じまい」です。田舎にある墓は遠いので行けない。管理が出来ない等です。そんな簡単に田舎を捨てるような時代です。
こんな時代なのに将来も分からない状態で30年のローンを組んで家を購入するべきか賃貸にするべきかは、意見の分かれるところです。
結論から言えば、今までのような時代ではありません。その為にも決して無理をして購入しない事です。
土地は益々下がります。空き家はどんどん増えます。自然災害は防御がありません。年金はどうなるか分かりません。寿命は延びています。社会は益々混沌として行きます。こんな時代での購入か賃貸か真剣に考えて決めるべきです。