今年も9月20日(彼岸入り)から23日(彼岸中日)26日(彼岸明け)までは秋の彼岸期間です。
お彼岸は、自分を改めて見つめ直し、先祖への報恩感謝をすることにより、より豊かな心を持つためのものです。そしてこれは日本独特のものです。お彼岸の入りまでに、仏壇をきれいに掃除し、供物を供えます。供物は、彼岸団子や、秋ならばおはぎなどです。
彼岸の入りに入りますと、仏壇を整え、家族や身近な人々を招いて、僧侶を呼び、読経してもらいます。また家族揃って、お墓参りをし、本尊と先祖の供養をします。春と秋の彼岸の一週間に仏事を行うと、仏の功徳があるといわれています。
新仏や亡き先祖たちのためにも、自分自身のためにも、心を込めて、供養したいものです。
この時期が来ると、私の大好きな歌があります。
「昭和の歌など 聴きながら」
作詞 荒木とよひさ 作曲 徳久広司
歌 八代亜紀
一・
他人を妬(ねた)まず 羨(うらや)まず
心を豊かに 朗らかに
そんな人生 送れよと
父さんあなたは 言っていた
熊蝉(くまぜみ)しぐれが 終わればまた秋が
今年の彼岸は帰ります。
会いたいね 飲みたいね
昭和の歌など 聴きながら
二・
自分を奢(おご)らず 慎(つつ)ましく
涙は静かに 清らかに
そんな女で 暮らせよと
酔うたびあなたは 言っていた
秋桜(こすもす)咲くころ 主人(あのひと)また連れて
ふたりで彼岸は 帰ります
会いたいね もう一度
昭和の歌など 聴きながら
三・
熊蝉(くまぜみ)しぐれが 終わればまた秋が
今年の彼岸は帰ります。
会いたいね 飲みたいね
昭和の歌など 聴きながら