グルメブームで世間では並んででも食べたいお店があるようです。
特別なスープのラーメン・新鮮な魚介丼・A5のお肉・60年間継ぎ足してきた秘伝のタレ等々、それぞれのお店のキャッチコピーがあります。
お店の人は情熱と努力で繁盛店にしています。しかしそこまでこだわる意味があるのでしょうか。
食べ物はどんなに美味しいと思うものでも、人の好みと嗜好で変わります。どんなにすごい料理でも美味いと言う人とまずいと言う人に分かれます。
一所懸命にこだわるのも結構ですが、そこそこにしておかないと潰れますよ。簡単に店がオープンし簡単に潰れる(閉める)のも食べ物店です。
私は個人的な意見として並んでまで食べたくないです。そんなことをしなくても、本当にうまいものはお金に比例します。お金持ちと言っているのではありません。だってお金のかかるお店は毎回行くのではなく、たまにしか行かないからです。
最高の食べ物なら最高の場所で最高のシェフで最高の食材を使った最高な値段の店です。静かな場所でゆっくりとミシュランの店で食事をする方が良いです。
並ぶ時間も半端でないです。遠いところから7時間も8時間も車を走らせ、そして店の前でまた夜中から朝の開店の9時まで待って食べるのです。
本当に暇ですね。時間があるのですね。そんなに価値があるのでしょうか、食べるのにかかった労力と時間がもったいないと思いませんか、不思議な光景です。
1000円前後の食べ物に旨いとかまずいとかの話はないと思います。どんなに好きなものでも長時間、並んで食べる人の気持ちが理解できない。近くに良い店はある筈です。そこまで混まない店はあります。普通の食事なら、それで十分だと思います。